結婚や出産を機に仕事を離れたママさんが復帰しようとする際仕事ブランクに不安を感じる人も多いと考えられる。人によって仕事ブランクの期間にはばらつきがあり1，2年という人から5年以上という人まで様々だが、やはりその期間が長い人ほど不安も大きくなると言えるだろう。
しかし、近年働く女性を応援する社会的な追い風の中で、企業の受け入れ態勢も充実しつつある。数年ブランクはあるけれど一定の社会人生活の経験を生かせる職場や、主婦業をそのまま職場で発揮できるような仕事など職種も様々だ。
また、勤務時間も子供が保育園や学校に行っている昼間の時間のみの求人や、正社員でも子育て中の短時間勤務を推奨している求人などシステムの整った企業も少なくない。さらには育児中のママさんに子供の人数に合わせ手当てを付けている企業や、保育所完備でかなり低額で預けられる企業など手厚く歓迎してくれる企業も増えつつある。こういう事からも、自分なりに情報収集しながら求職活動をすることで不安を大きくすることなく仕事への復帰が可能と言えるだろう。
また、専業主婦の期間を充電期間ととらえ、空いた時間などにスキルアップを図るママさんも少なくない。本来仕事ブランクになってしまうはずの期間が自分を磨く時間となり、より自信をもって仕事に取り組めるきっかけになっている。その時間は自分のやりたいことに向き合い今後の計画を立てるために貴重なものになっているといえるだろう。