介護職に復職をする主な理由とは

介護職に復帰する人が話す多くの理由は、仕事の楽しさが忘れられなかったからである。当たり前と思っていた何気ない会話ややり取りなど、人との関わりの楽しさに、職を離れてみて初めて気付いたというママさんは少なくない。ある日何か特別なことがあったなど限定的な出来事を覚えているのではなく、日常のほんの些細な出来事や相手のふとした瞬間の表情や言葉を鮮明に記憶していて、その楽しさに改めて現場復帰したいと感じるという。
また、親の介護を終えたために復職を希望するという声もある。もともと仕事内容に辛さを感じていたり不満があったわけではなく、自分の親の介護が必要になり仕方なく現場を離れた場合、それが一段落した際にもう一度働きに出たいと考えるママさんが多い。他にも、自分の親の介護が終わったとしても、何か少しでも人の役に立つことが出来ればと感じることで復職を決意するケースもある。
これと同様に、出産、子育てに区切りがついたことを理由にするママさんもいる。産休・育休を終えて復職する場合がこれであるが、この時同じ職場にはやや戻りづらく、別の現場へと働きに戻るママさんが多い傾向があるという。あるいは、別の仕事に就いてみたが自分には合わなかったと感じるママさんもいる。介護職とは全く別の職に挑んでみたものの、その仕事に楽しさを感じることが出来ずに戻ってくるケースである。日々忙しく決して楽しいことばかりではないが、自分に合っている、長く続けられそうなのは介護職だと、離れてみて初めて気付かされるというパターンがよくある。
今回は介護職に復職した話を掲載したが介護職以外でもママさんが仕事復帰した理由などを参考にするのは大変重要であるだろう。